まつばら皮膚科談話室 掲示板

平成10年2月22日〜3月24日までの発言集
(上の方が新しい発言です。現在の形式の掲示板ではありません。)

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98年03月24日(Tue) 19時21分03秒
もうすぐ30才さん

早速、ご返事を頂きましてありがとうございます。

外溶剤についてお伺いします。
いままでに、下記の種類の外溶剤を使ってきました。
<外溶剤・症状>
メサデルム・アンテベート或いはリンデロンVGを毎日患部に塗っていると
きれいな肌になるのですが、1日でも付け忘れると赤くなって、少し痒くなります。
スタデルム・ALT・アクアチムクリーム或いはニゾラールクリームを患部に塗ると
すごく赤くなり、大変痒くなります。
(現在はリンデロンVGを塗っています。)
これらの外溶剤の特徴および使い分けを教えて頂きたいのですが?
よろしくお願いします。



98年03月24日(Tue) 01時02分18秒
もりくんさん

おしりにおできが左と右にあわせて6個ぐらいあります。
もう、5年くらい放っておいたのですが、どこに行って治療してもらえばよいのか
わかりません。どうぞ教えてください。
あと、小さなやけどの後もかゆくて仕方ありません。
これはもう10年くらい前にできたものです。
あずきみたいなものができているんですが。


98年03月21日(Sat) 22時30分35秒
松原勝利@まつばら皮膚科さん

YOさん   レオンさん
掲示板への投稿ありがとうございます。松原勝利@まつばら皮膚科です。
 さてYOさんのご質問ですが、質問の意味がはっきりしませんので
これだけの情報で考えられる疾患を列記します。
接触皮膚炎、進行性指掌角皮症、手白癬、異汗性湿疹、尋常性乾癬、カンジダ症、
掌蹠角化症、掌蹠膿疱症、稽留性肢端皮膚炎、多形滲出性紅斑など考えられると
思います。お近くの皮膚科専門医への受診を勧めます。
 レオンさんのご質問ですが、残念ながらご期待に答えられるだけの知識を私はもって
おりません。以前日本医師会新聞か何かで目の下のくまの治療に関する記事を読んだ
記憶があるのですが、たしか結論は効果的な治療法はないということだったように
記憶しています。昔からということですが具体的には何カ月(年?)前からでしょうか?
慢性の貧血とか、低血圧、自律神経の異常とかはありませんか?


98年03月21日(Sat) 15時58分27秒
レオンさん

すごく悩んでいるんですが、目の下のくまのことなんです。
昔からなんですけど、よく寝てもぜんぜん消えません。
どうしたら、なくなりますか?
どーかおしえてください。(この質問、皮膚科でいいのかな?)
お願いします。


98年03月21日(Sat) 00時00分14秒
YOさん

最近、手のひらの皮が、ボロボロになって剥けるんですけど、特に指先
がひどく、ちょっと堅くなっているのですが、どうい症状なのでしょうか。


98年03月20日(Fri) 21時17分42秒
松原勝利@まつばら皮膚科さん

 もうすぐ30才さん 、掲示板への投稿ありがとうございます。
松原勝利@まつばら皮膚科です。
 成人の脂漏性皮膚炎は、慢性に経過することが多く、なかなか治りにくい疾患のひとつ
です。現在の具体的なもうすぐ30才さんの治療内容がわかりませんが、いろいろな病院に
通院しておられるようなので一般的な内服、外用治療はすでにおこなっておられるとして
話をすすめます。
 脂漏性皮膚炎に関して、最近Pityrosporum ovaleという真菌が症状の悪化に関連している
のではないかという報告がちらほらあります。このような症例には抗真菌剤の内服あるいは
外用が効果的とされます。難治性で経過が長い場合は一度試してみられるのも良いかもしれ
ません。これは脂漏性皮膚炎のトピック的な治療法ですが、通院してみえる皮膚科の先生は
ご存じのことと思いますので、もしまだこの治療法を試されていない場合は一度主治医の先生に
ご相談されてはいかがでしょうか。


98年03月20日(Fri) 12時50分38秒
もうすぐ30才さん

私は5年ぐらい前から、脂漏性皮膚炎で悩んでいます。
いろいろな病院に通院していますが、症状が変わらない状態です。
ステロイド系の薬を長期に使っていると皮膚ガンになりやすいと
聞きました(家族の話)。
早く治さなければと思っています。良い治療方法を教えて頂きませんでしょうか?
(治療している場所は胸とおへその周りです。それぞれ5cm*5cm
ぐらいの範囲で赤くなっています。)
宜しくお願いします。


98年03月16日(Mon) 23時06分21秒
松原勝利@まつばら皮膚科さん

PAPAさん 掲示板への投稿ありがとうございます。
松原勝利@まつばら皮膚科です。
さっそくですが、”直径4mmくらいのイボ”を尋常性疣贅と仮定し話をすすめます。
尋常性疣贅はウイルスが原因でおこる疾患です。尋常性疣贅ならば、ほっとけば治る
ということは、まずないと思われます。また「イボコロリ」のような薬(スピル膏?)でも
完治は望めません。液体窒素による冷凍凝固治療が一般的に行われます。3〜4回/月に
冷凍凝固治療を行うことによって数カ月程で完治いたします。このときスピル膏で固いところを
やわらかくして、けずりながら冷凍凝固治療を行うと、より効果的です。
これでも治りにくい場合は漢方薬や注射、ある種の外用剤を併用します。
東京で一般皮膚科医院を開業してみえる先生に知り合いは残念ながらありません。
しかし、この程度の治療であればどこの皮膚科医院でも行っていると思います。
”直径4mmくらいのイボ”が尋常性疣贅以外の疾患でしたら、今回のアドバイスは無視して
ください。


98年03月16日(Mon) 16時52分45秒
PAPAさん

はじめまして、2児のPAPAです早速質問なんですが、5歳の長男が手のひらに直径4mmくらいのイボが
出来ました、近所の皮膚科でほっとけば治るでしょうと言われたのですが更に大きく8mm位になり、市販の
「イボコロリ」のような薬を1週間ほど付けていますが、まだとれません。(もともと私が自分用に使っていた物です)
注意書きを見ると1日1〜2回、3日を限度として御使用下さいとありました、連続使用は良くないのでしょうか?
(とくに子供)また、東京都小平市に住んでいますが、いい皮膚科医院ありましたらご紹介いただけると幸いです。


98年03月16日(Mon) 13時26分03秒
松原勝利@まつばら皮膚科さん

ゆうさん 掲示板への投稿ありがとうございました。
松原勝利@まつばら皮膚科です。
さて臨床所見についての責任ある返答をさせていただくのに最低限必要な
情報として性別、年齢、現在の症状がはじまった時期、かゆいとか痛いとかの
自覚症状の有無、そして臨床所見(写真)などが必要です。
そのことを理解していただいた上でコメントさせていただきます。
医師に爪の水虫(爪白癬)といわれたのであれば、それは間違いないでしょう。
あなたの爪のかたちが、このホームページの爪白癬の写真と違っているからと
いって、あなたの爪の症状が爪白癬ではないという理由にはなりません。
なぜなら10人いれば顔がそれぞれ違うように、爪白癬もさまざまな症状が
あるからです。また爪白癬に毛髪(頭部)の白癬(ケルスス禿瘡といいます。)
が併発することはありますが、いわゆる”つるつる”にはなりません。
以上ですが、何かの参考になりましたでしょうか。


98年03月15日(Sun) 18時27分38秒
ゆうさん

はじめましてぼくは3年前から髪が抜け始めて今つるつるです。
その時から爪が変形して白い斑点ができて医者に関係あるんじゃないかと聞いたら
これは水虫菌といわれ髪には関係ないと言われました。しかしこのhpをみても爪の水虫の写真より
ひどくないしこれよりきれいです。髪と爪にはなにか関係があるんですか?


98年03月04日(Wed) 00時45分48秒
欠田良児@近畿中央病院皮膚科さん

松原先生
詳しい解説ありがとうございました。Sebaceous hyperplasiaのみではMuir-Torre syndromeは意識しなくてもよい
とのことなら安心ですが、少しは意識して診察してみます。難しい質問をしてすみませんでした。また、よろしく
お願いします。


98年03月01日(Sun) 21時00分23秒
松原勝利@まつばら皮膚科さん

松原勝利@まつばら皮膚科です。
欠田先生お久しぶりです。談話室への投稿ありがとうございます。
さて
Muir-Torre syndromeは、私も学会発表などで耳にするだけで実際患者さんを経験したことはありません。
学会発表になるような疾患ですから頻度として低いのか、見落とされているのかどちらかだと思います。
sebaceous hyperplasiaについてですが、私の少ない記憶ではsebaceous hyperplasiaのみで
Muir-Torre syndromeとしての報告は無かったように思うのですが、この点については自信がありません。
実際、今まで ( senile ) sebaceous hyperplasiaの患者さんを診てMuir-Torre syndromeを疑い
内臓腫瘍の検索をしたことはありません。
自信がなかったのでちょっと検索してみました。
J Am Acad Dermatol, 1995 Jul, 33:1, 90-104 に次のような記述がありました。
Title <The Muir-Torre syndrome: a 25-year retrospect. >
Abstract
......The sebaceous tumors are relatively uncommon or rare: sebaceous adenoma, sebaceous
epithelioma, basal cell epithelioma with sebaceous differentiation, and sebaceous carcinoma.
Sebaceous hyperplasia and hamartomas such as nevus sebaceus of Jadassohn, with or without
a sebaceous epithelioma within it, are not a defining part of this syndrome.
Sebaceous hyperplasia is common in elderly light-complexioned people with or without
this syndrome. ......
これによればSebaceous hyperplasiaのみではMuir-Torre syndromeは意識しなくてもよいのではないか
と思われます。
また、Leverには以下のような記述がありました。
<Torre's syndrome>
......However, only 21 of the 23 patients described in the 15 publications had multiple
sebaceous tumors; two had only solitary sebaceous adenomas on the scalp and an ear,
respectively.All patients with multiple sebaceous tumors had multiple sebaceous adenomas
but most of them also had other types of sebaceous tumors such as sebaceous epithlioma,
sebaceous hyperplasia,and for instances sebaceous carcinoma. ......
以上のことからSebaceous hyperplasia単独ではMuir-Torre syndromeは除外可能ではないかと
思うのですが・・・。
また、話は変わりますが
Keratoacanthomaについては、多発性のKeratoacanthomaというのは結構めずらしいのではないかと
思います。皮膚科医として、もしこれを診たら内臓腫瘍の検索をしてみる価値はあると思うのですが
いかがなものでしょうか?(実際今まで経験したことはありませんが)。



98年02月28日(Sat) 23時50分34秒
欠田良児@近畿中央病院皮膚科さん

松原先生ご無沙汰しております。
Muir-Torre syndromeは私には経験がありませんが、見落としているのでしょうか。
専門的になって恐縮ですが、毛包脂腺系の腫瘍にはsebaceous hyperplasiaも加えるべきでしょうか。
sebaceous hyperplasiaは老人では非常に多いので、先生はどうされているのでしょうか。
なにかご存じな点がありましたら、教えてください。


98年02月23日(Mon) 21時35分39秒
ある内科医さん

はずかしながらMuir-Torre syndromeという疾患は今まで知りませんでした。
これから外来で注意して診察してみます。ありがとうございました。


98年02月23日(Mon) 20時30分26秒
松原勝利@まつばら皮膚科さん

ある内科医さん 、さっそく投稿していただきありがとうございます。
”消化器疾患でよく合併し、比較的見落とされやすい皮膚症状”とのことですが、
内科的診断がついていて、皮膚疾患が見落とされる例はレアケ−スではないかと思います。
比較的よく学会などで発表される疾患としてはMuir-Torre syndromeという疾患があります。
これは内蔵悪性腫瘍に毛包脂腺系の腫瘍が合併するというものです。悪性腫瘍は消化器とは
限らず泌尿器、婦人性器などの癌も含まれます。通常は皮膚科にKeratoacanthomaや脂腺上皮腫
などで受診されアナムネをとると悪性腫瘍の既往があることが多いです。もちろん精査することで
みつかる場合もあります。悪性腫瘍の患者さんを受け持たれたら皮膚に”できもの”がないか
よく調べられるとよいかもしれません(Dermal metastasisの検索も含めて)。
あと潰瘍性大腸炎に壊疽性膿皮症が合併することはよく知られておりますが、これに関しては
まず内科の先生が見落とすことはないでしょう。
だいたいこのぐらいしか思いつきませんが何かの参考にしてください。ではでは。
・・・・・・いきなりの難しい質問にたじたじの松原勝利@まつばら皮膚科でした。


98年02月22日(Sun) 20時25分51秒
ある内科医さん

香川のある勤務内科医です。
以前、松原先生に両前腕のADのMRSA感染についてご相談させていただき、
詳しくご教示下さいました。松原先生、有り難うございました。
連日、ヨード外用にて菌は検出されなくなりました。

さて、私は主に消化器の方を専門にしておりますが、
内科疾患の一症状としての皮膚疾患をしばしば見落としているのではないかと
少々不安です。消化器疾患でよく合併し、比較的見落とされやすい
皮膚症状があればどなたかご教授下さい。


98年02月22日(Sun) 15時44分21秒
松原勝利さん

松原勝利@まつばら皮膚科です。いろんなご意見をお待ちしております。

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