ステロイド外用剤の種類、一日の外用量によって全身的影響はかわってきます。
全身
的影響の主なものは副腎皮質機能抑制作用です。

ステロイド外用剤にも臨床作用の強いものから弱いものまでいろいろな種類があります。
以下に、ステロイド外用剤の種類と
副腎皮質機能抑制作用について表にまとめました。
(厳密には外用する部位、皮膚のバリアー機能の障害の程度なども考慮に入れる必要があります。)
皮膚科外用剤一覧で示したステロイド外用剤の強さの順番が一部異なりますが、
必ずしも臨床作用と副腎皮質機能抑制作用は一致しません。
これは外用剤の血中での代謝速度等の違いによるものです。

主なステロイド外用剤の種類と副腎皮質機能抑制作用

副腎皮質機能抑制作用

外用量

外用剤の種類

strongest
(最強)

20g/日でおこる。
【安全使用量の目安5(2)g/日以下

デルモベート
ダイアコート
ジフラール

very strong
(非常に強い)

40g/日でおこる。
【安全使用量の目安10(5)g/日以下

リンデロンDP
ブデソン
アンテベート
フルメタ
アドコルチン
ネリゾナ

上下の中間

【安全使用量の目安10(5)g/日以下

マイザー

strong
(強い)

40g〜60g/日でもおこらない。
【安全使用量の目安20(7)g/日以下

トプシム
ベトネベート
リンデロンV/VG
ボアラ
メサデルム
ビスダーム

上下の中間

【安全使用量の目安20(7)g/日以下

パンデル 

mild
(普通)

40g〜60g/日でもおこらない。

プロパデルム
ロコイド
リドメックス
アルメタ
キンダベート

weak
(弱い)
 

ネオメドロールEE
グリメサゾン
コートリル

( ) 内は小児の目安。
文献;阿曾 三樹:皮膚科MOOK6, 23, 1996.  阿曾 三樹 他:西日本皮膚51,352-358,1989.より一部改変


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